愛聴盤14
言わずと知れたカルトSF映画「ブレードランナー」のサントラです。
映画「炎のランナー」サントラも手掛けたギリシア出身シンセサイザー奏者「ヴァンゲリス」が音楽を担当。
この人はなぜか「何とかランナー」というタイトルの映画に縁がありますね。このほかにも「奇跡のランナー」という映画もやったらしい。
この作品でも、例の広がりのあるシンセサイザーサウンドでうまく演出しています。
「ブレードランナー」は、2019年のロサンゼルスという近未来を描いた映画で、酸性雨が降りあちこちが荒れ果てている人口過密の町の中という舞台設定がリアルで美しく、とても印象に残る映像でした。
ひっきりなしに降る雨、古びたアパートの入り口、足下は水たまり、錆びた看板、道路は慢性的な渋滞、空にはエアポリスカーが飛んでいる、という世界です。
沖縄もこのところ雨ばかり降っていたので、この映画と重なる光景をよく目にしましたね。もちろんエアカーは飛んでませんでしたが...。
byマツモト
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